肩こりの原因 その2
2010年10月13日 株式会社モビメント
一般的な肩こりの原因の多くは、同じ姿勢を長時間続けていることや肩の筋肉が重力に負けてしまうなどの理由があることを前回のお話させていただきましたが、原因はそれだけではありません。
今回は、一見、肩こりとは関係ないようなことが原因となって大きく影響しているということをお話したいと思います。
まずは、その中でも比較的知られているのは、目の疲れが肩こりに影響する場合ですね。
現代の生活はパソコンの普及などにより、目を酷使する機会が非常に多くなっています。
また、近眼の人々が増加しているために、コンタクトレンズやメガネが、しっかりとご自分の目に合っていないための疲労も考えられます。
そして肩こりには意外な原因もけっこう多いものです。
狭心症や心筋梗塞などになりますと、背中から肩にかけて非常にこって痛くなりますし、他にも内臓系の病気・・・高血圧や低血圧、糖尿病、胃炎などによっても肩こりを強く感じる場合がありますので注意が必要です。
内臓系に限らず、噛み合わせや歯周病なども肩こりに影響すると言いますから、ひどい肩こりの場合にはいろいろな角度から原因を探る必要がありそうです。
さらに、近年ではメンタル面が原因となっていることが急増しているようです。
うつ病などによる精神的な緊張が無意識的に筋肉内の血管収縮を起こし、肩こりになってしまいます。
病にいたらずとも、強いストレスがかかり続けると、同じように肩こりの原因となりますので、自分に合ったストレス解消法を見つけることも、肩こりを解消する一つの方法であると思います。